ダンシング・オールドでい・クラブ 3

 すっかり猛暑  の面影も無いほどの寒い今日、

下北沢は演劇のメッカと化した 『ザ・スズナリ』 で初めて 『劇団・鳥獣戯画』 の舞台を観ました。

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 何故?観たか?というと、このところ飲み屋で御一緒する機会の多い下北沢の雄・本多劇場の

本多さんが出演されている?!のと・・・・・観てダメだししないと!!!!???

劇団主宰者のちねんさんと石丸さんとは我が劇団のさっちゃん(朝倉佐知)が、

昔、彼の!RSCの芸術監督も務めたエイドリアン・ノーブルの演出舞台『十二夜』で

共演していたので、紹介されたこともあったのです。

 この劇団は 『歌舞伎ミュージカル』と銘打つ劇団!

しかし今回は現代劇!! それもシリーズ第3弾!!

 北海道のとあるスナック『朝日のあたる家』に集う老人達、

そこで起こる事件・・・懐かしのオールディーズにのせて物語が進む。

・・・・感想ですか?

兎に角、我が劇団には居そうに無い個性的な役者がわんさか!!

気が付いたら、音楽に合わせて手拍子を打ってました!!

35周年だそうで・・・・ちねんさんが35年、やりたい事をやり通す!!!

この凄さに、この持続力、そして自信に感動!!脱帽!!!

その強さが、したたかさが影響して、出演者の皆が愉しんでいる!!

この時間を!今演じている自分を!!

参りました・・・皆がこの時間を共有出来ているのです。愉しんでいるのです!

1時間50分があっという間に・・・

何だか・・・嫉妬しちゃった・・・

 私はいつも手強い戯曲を相手にして、物凄い緊張の中で舞台にあがる・・・・・・・

初日には愉しんでやろうなんて思っていてもなかなか出来ず、幕が開いて数日後、

観客に教えられて、少しずつ芝居が良い方向に変わり、ようやくそれから楽しめるものです。

その頃には千秋楽で終わっちゃうことも・・・悔いだけが残る舞台?!

 ある意味では、今日の舞台はショウの部類に入るのかも知れませんが・・・しかし

兎に角、出演者皆が活き活きしている!!!これがいいっ!!


  お客を愉しませること・・・・・・・・

  それは媚びることでもなければ、解りやすくでもない。

 
 今読んでいる本・高橋治 『絢爛たる影絵~小津安二郎~』 にこんな言葉が!

~原節子ほどの演技者がクライマックスを前に

 客にこれから何事かが起こると読まれては困るのだ、その道理を心得ぬ訳が無い。

 しかし、当然ある表情になっているだろう。

 そう考えたとき、溢れ出るものは原の計算を通り越して雄弁すぎるほどに語ってしまう。

 小津はそれを削れと言う。隠せと言う。思いの5分を出せば良いと言う。

 「解らせようとするのは下衆だ。」 小津はそう言い続けた。

 「ああ、そう云うことですか、よくわかりましたと客が思った時に、客は離れる。

 感動も共感も薄れて二度と食いつかない。」


 ・・・・・話が脈絡なくなってしまった感がありますが、

演技者としての有り様を感じてしまった田中です。

 因みに小津さんが言ったこの言葉、初めてジョン・ディロン氏の演出を受けた時に

彼が言った言葉と全く同じでした!!!


 今、毎夜我が家にあるDVDを1本づつ観ることにしています・・・・・・・
 
エンターティメントとは? 役者とは? 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・尽きぬ想い

そして、愛されるということ・・・・・・・・・・・・・・

   
 やはり、ホ・オポノポノの言葉が甦ってきます

   『ありがとう・ごめんなさい・許してください・愛しています』
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